腰椎ヘルニアを経験してわかったこと
― 50代看護師が「腰を守る選択」を本気で考えるようになるまで ―
腰椎の椎間板ヘルニアと診断され、
コルセットと内服治療を行いました。
約1週間はほとんど動けず休職。
その後、業務量と動作を調整しながら仕事に復帰し、
1か月ほどで日常生活に支障のない状態まで回復しました。
結果だけを見れば「改善した」で終わりますが、
実際には、
悪化させた原因と、回復につながった選択がはっきり分かれた経験でした。
無理を続けたことで、腰は確実に悪化した
痛みが出始めた頃、
「まだ動ける」「休むほどではない」と判断し、
普段通りの勤務を続けていました。
病棟の業務は、
- 中腰・前かがみの姿勢
- 体重を支えながらの移乗
- 利用者さんの予測できない動きへの対応
腰にとっては、常に負荷がかかる環境です。
ある日、中腰姿勢のまま動いた瞬間、
「グキッ」という嫌な感覚が走りました。
その時点で、
「これは単なる腰痛ではない」と分かりました。
一人で移乗しなくてもよかった、という後悔
今ならはっきり言えます。
一人で移乗しようとせず、最初から2人介助を選べばよかった。
- 忙しい現場
- 人に頼むことへの遠慮
- 自分がやった方が早いという判断
こうした積み重ねが、
結果的に自分の体を追い込んでいました。
そして、
自分が離脱することで、周囲にかかる負担はむしろ大きくなった
という現実も痛感しました。

介助方法を変えるだけで、腰の負担は明らかに変わった
復帰後、まず見直したのは「やり方」です。
- 無理な中腰姿勢を取らない
- 2人介助をためらわず依頼する
- スライディングシートを積極的に使用する
特にスライディングシートは、
腰への負担が体感レベルで違いました。
「道具を使う=手抜き」ではなく、
自分の体を守るための選択だと考えるようになりました。
ガードナーベルトは「痛いから巻けばいい」ものではなかった
腰痛対策として知られているガードナーベルトですが、
急性期はドクター指示で病院から渡されたコルセットを使用していましたので
強い痛みがある急性期には使用していません。
症状が少し落ち着いてから、
知人に借りて短時間だけ試しました。
率直な感想は、
「腰を支えられていて楽」。
一方で、
「痛いから巻けばいい」というものではないとも感じました。
私自身は、
腰の動きを補助したい場面で、短時間使うという感覚でした。
ずっと頼り続けるというより、
筋力を落とさないように“必要時に支えとして使う”という位置づけの方が、
自分には合っていると感じています。
▶「腰が痛い」と言うと勧められるベルトを試してみた|50代看護師の正直レビュー
寝具を変えたことで、腰痛と睡眠の質が変わった
もうひとつ、大きな変化を感じたのが寝具です。
西川Airを使うようになってから、
- 寝ている間の骨への圧迫感が少ない
- 特に横向きで寝たときの腰の痛みが軽減
- 痛みによる中途覚醒がなくなった
結果として、
睡眠の質が明らかに向上しました。
別の寝具で寝ると腰に違和感が出ることもあり、
違いははっきり分かります。
「寝ている間に体を回復させられるかどうか」は、
50代では無視できない要素だと実感しました。
腰痛対策グッズは「自分の状態に合うか」で選ぶ
今回の経験を通して強く思ったのは、
腰痛対策グッズは、
評判やランキングではなく、
今の自分の状態と目的に合っているかで選ぶべきだということ。
- 急性期なのか、回復期なのか
- 仕事中に使うのか
- 寝ている時間を支えたいのか
目的が違えば、
選ぶべきものも変わります。

同じように腰に不安を抱える50代看護師へ
「まだ大丈夫」
「自分さえ我慢すれば」
そう思ってきた結果、
体は正直に悲鳴を上げました。
今回のヘルニアはつらい経験でしたが、
働き方・介助方法・体を守る選択を見直す転機にもなりました。
今後は、
- 腰を支えるベルト
- 寝具による回復環境
についても、
実体験をもとに、納得して選べる情報をまとめていく予定です。
同じ立場の方が、
「自分はどうするか」を考える材料になれば嬉しいです。
















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