※この記事では、慢性的な肩こりと頭痛に悩んできた現役看護師が、実際に続けられた対策と考え方をまとめています。「完全に治す方法」ではなく、「日常で少し楽に働くためのヒント」を知りたい方に向けた内容です。
看護師は、患者さんの移動介助や処置、前かがみでの作業が多く、肩や首に大きな負担がかかる職業です。
実際、厚生労働省の労働安全衛生調査でも、看護師の自覚症状として「肩こり」「疲れ・だるさ」「目の疲れ」が上位を占めています。
忙しい毎日の中で、自分の体の不調を後回しにしてしまう看護師さんも多いのではないでしょうか。
しかし、肩こりを放置すると、頭痛やめまい、不眠などにつながり、慢性化することもあります。
この記事では、慢性肩こりとストレートネックによる頭痛に悩んできた看護師の体験をもとに、日常生活で続けやすかった肩こり対策をまとめました。
私自身の肩こりの話
私は交通事故をきっかけに「ストレートネック」と診断され、それ以来、慢性的な肩こりと頭痛があります。
ひどいときには吐き気が出ることもあり、「今日は仕事がきついな…」と感じる日も少なくありません。
夫は理学療法士なので、つらいときにはケアをしてもらえますが、それでも完全に治るわけではありませんでした。
結局、日頃の姿勢やセルフケアを続けないと、肩や首はすぐに固まってしまうと実感しています。
看護師に肩こりが多い理由
看護師の肩こりの原因は、大きく分けて次の3つです。
① 筋肉疲労
患者さんの移乗介助、ベッドや車椅子の操作、物品の持ち運びなど、看護師の仕事は想像以上に重労働です。
同じ動作を繰り返すことで、首や肩の筋肉が疲労し、硬くなってしまいます。
② 姿勢のくずれ
ベッドサイドでの前かがみ姿勢や、パソコン・スマホ操作による首の前傾姿勢は、肩や首への負担を増やします。
この状態が続くと血流や神経の流れが悪くなり、肩こりが慢性化しやすくなります。
③ ストレス
人間関係、業務量、夜勤など、看護師は精神的ストレスも多い職業です。
ストレスがかかると交感神経が優位になり、筋肉が緊張し、血流が低下します。
肩こりが引き起こす不調
肩こりが続くと、次のような症状が出やすくなります。
- 頭痛
- 目の疲れ
- 不眠
- 集中力の低下
- 気分の落ち込み
- 免疫力の低下
「最近なんとなく調子が悪い」と感じている場合、肩こりが影響していることも少なくありません。
ストレートネック・猫背・まき肩・いかり肩

ストレートネックとは
本来カーブしている頸椎がまっすぐになる状態です。
肩こりや首の痛みだけでなく、頭痛、めまい、耳鳴りなどの原因にもなります。
猫背・まき肩・いかり肩
- 猫背:背中が丸まり前かがみになる
- まき肩:肩が前に巻き込まれる
- いかり肩:肩がすくんだ状態
これらは互いに影響し合い、肩こりを悪化させる原因になります。
【看護師でも続いた】私が実感した肩こり対策

① 肩甲骨を動かすストレッチ
肩こり対策で特に効果を感じたのは、肩甲骨を意識して動かすことです。
仕事の合間や休憩時間に、次のような簡単な動きを取り入れています。
- 肩甲骨回し
- 肩の上げ下げ
- ゆっくりした首回し
「1時間に一度、少し動かす」だけでも、首や肩が楽になります。
② 姿勢を意識する
完璧な姿勢を保つのは難しいですが、
「今、肩がすくんでいないかな?」と気づくだけでも違います。
③ 温める
入浴や温熱グッズで首や肩を温めると、血流が良くなり、コリが和らぎます。
④ 睡眠を大切にする
睡眠不足は肩こりを悪化させます。
就寝前はスマホを控え、首や肩を軽くほぐしてから眠るようにしています。
⑤ 無理をしない運動
運動が苦手な私でも、
- ナースコールにできるだけ自分で対応する
- 帰宅時に一駅分歩く
など、日常の中で少し体を動かすことは続けられています。
肩こりと向き合うということ
肩こりを完全になくすのは簡単ではありません。
それでも、少し楽な状態を保つことは可能だと感じています。
忙しい看護師さんこそ、
「完璧にやらなくていい」「できることを少しずつ」
そんな気持ちで、自分の体をいたわってみてください。

まとめ|まずは今日できることから
- 看護師は肩こりになりやすい職業
- 放置すると頭痛や不調につながる
- ストレッチ・姿勢・睡眠など、日常の積み重ねが大切
肩こりに悩む看護師さんが、少しでも楽に働けるヒントになればうれしいです。
















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