気づく人ほど疲れる?50代看護師が仕事を抱え込みすぎないためにしていること

看護師の職場ストレス・人間関係
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仕事をしていると、

「あ、これまだ終わってない」
「こっちも誰かやらないと」
「このままだと後で詰まりそう」

そんなことが、やたら目につく人っていますよね。

看護師を長くしていると、今やった方がいいこと、少し後でもいいこと、このままだと次の勤務帯に影響しそうなことまで見えてくることがあります。

気づいたものを全部拾っていると、

「なんで私ばっかり忙しいんだろう」

となってしまうこともあります。

私は最近、

見えた仕事を全部、自分でやらなくてもいい

と思うようになりました。

周りが仕事をしていないとは限らない

仕事が残っていると、

「誰もやらない」

と思ってしまうことがあります。

でも、少し待ってみると、

あとでやろうと思っていたのかもしれない。
別の仕事を先にしていたのかもしれない。
こちらからは見えていない仕事をしていたのかもしれない。

そんなこともあります。

以前の私は、仕事が残っているのが見えると、

「早くやった方がいい」

と思って、自分でやってしまうことが多かったです。

でも少し待つようにしてみると、周囲が自分で動く場面も増えていきました。

そこで、

私が先に全部やってしまうと、周りがやる機会まで減らしていたのかもしれない

と思うようになりました。

でも「全部待てばいい」わけではない

もちろん、何でも

「誰かがやるだろう」

と残していいわけではありません。

病院も介護施設も、仕事はシフトでつながっています。

その勤務帯で進めておいた方がいい仕事を残しすぎると、次のシフトの人に負担が回ります。

だから私は、

今やった方がいい仕事なのか、少し待っても大丈夫なのか

を見ながら動くようにしています。

自分で全部やる必要はないけれど、なるべくその勤務帯の中で仕事が回るようにする。

そこは大事だと思っています。

早めにやった方がいい仕事は、一度「やれる?」と聞く

早めに終わらせた方がよさそうな仕事が残っているときは、

「これ、やれる?」

と一度聞くようにしています。

「やれます」と言えば任せる。

難しそうなら手伝う。

手が空いていそうな人がいれば、

「これお願いできる?」

と仕事を振ることもあります。

自分で全部拾うより、その場で動ける人に少しずつ分けた方が、仕事は早く回ります。

「やれます」の一言だけでは決めない

ただ、ここは少し難しいところです。

頑張りすぎる人は、本当は余裕がなくても、

「やれます」

と言ってしまうことがあります。

逆に、あまり動いていないように見える人でも、こちらからは分からない事情があるかもしれません。

だから私は、返事だけで決めないようにしています。

その人が今どのくらい仕事を抱えているのか。

今日は余裕がありそうか。

その日の体調や気分はどうか。

普段どんなふうに仕事をしているのか。

そんなところも見ながら、

任せる。
手伝う。
一緒にやる。
少し待つ。

そのあたりのさじ加減は大切にしています。

同じ人でも、毎日同じようには働けない

人って、その日によって違いますよね。

いつも頑張れる人でも、今日は少ししんどそうな日がある。

普段はあまり動いていないように見える人でも、今日はよく動いているな、と感じる日もあります。

だから私は、

「この人はいつもこう」

と決めつけないようにしています。

今日は任せられそう。

今日は少し手伝った方がよさそう。

その日のその人を見るようにしています。

頑張りすぎる人には、見えないところで少しフォローする

頑張りすぎる人って、

「大丈夫?」

と聞いても、たいてい

「大丈夫です」

と言います。

本当はあまり大丈夫じゃなさそうでも(笑)。

そんなとき私は、仕事そのものを取り上げるのではなく、

そっと茶碗を洗っておいたり。

トイレ介助に入ったり。

その人があとで少し楽になるところだけ、目立たないように手伝うことがあります。

本人が気づかないこともあります。

でも、それでいいと思っています。

よく動く人ほど「手伝って」が言えないこともある

よく動く人ほど、周りの様子もよく見えています。

「あの人は今、少し手が空いていそう」

「私はまだこんなに仕事が残っている」

そう思っていても、真面目な人ほど、

「手伝って」

が言えなかったりします。

頼むより自分でやった方が早い。

相手も忙しいかもしれない。

これくらいは自分でやらないと。

そうやって抱えているうちに、

「なんで私ばっかり」

と不満がたまってしまうこともあります。

私は、それなら先に

「これお願いできる?」

と頼んだ方が効率的だと思っています。

後から不満をためるより、先に仕事を少し分ける。

その方が仕事も早く回るし、自分も疲れにくいです。

フォローも、自分に無理のない範囲だけ

そして一番大事なのは、

フォローする側も無理をしないこと

だと思っています。

私は誰かの仕事を手伝っていても、途中で自分の用事が入ったらやめることがあります。

最後まで完璧に終わらせようとは思っていません。

お礼を言われなくても、特に気になりません。

気づかれないこともあります。

そもそも、感謝してもらうためにやっているわけではないからです。

自分に余裕があるときだけ、少し手を出す。

途中で余裕がなくなったら、自分の仕事に戻る。

フォローまで完璧にしなくていい。

私はそのくらいでちょうどいいと思っています。

周りの仕事が早く回ると、結局自分も楽になる

誰かをフォローするのは、その人のためだけではありません。

周りの仕事が少し早く進めば、全体の流れもよくなります。

その勤務帯の中で仕事がある程度回れば、次のシフトの人にも負担を残しにくくなります。

そして結局、

自分も楽になるんですよね。

だから、

全部放っておくわけでもない。

全部自分で拾うわけでもない。

少しだけ手を出す。

必要なら頼む。

任せられるなら任せる。

手が空いている人に振る。

自分が大変なときは、手伝ってもらう。

特定の誰かだけが疲れないようにしたい

職場って、誰か一人が頑張れば、一時的には回るのかもしれません。

でも、その人ばかりが疲れてしまったら長くは続きません。

だから私は、

頑張りすぎている人には少し手を貸す。

任せられる人には任せる。

自分も無理をしない。

そして、自分が大変なときは人に頼る。

みんなが手伝ったり、手伝われたりしながら回っていく。

その方が、特定の誰かだけに負担が偏りにくいと思っています。

気づくことと、全部やることは別

経験が増えると、先の流れや残っている仕事に気づきやすくなることがあります。

でも、

気づいたこと全部を、自分がやる必要はありません。

見える。

気づく。

でも、少し待ってみる。

必要なら声をかける。

誰かに頼む。

任せる。

余裕があれば、少し手伝う。

それでいいんじゃないかなと思っています。

全部やらなくても、意外と仕事は回ります。

そして、自分が全部やらなくなったからこそ、周囲が動けるようになることもあります。

50代になった今は、

自分だけが頑張って職場を回すより、みんなで少しずつ回して、自分も無理なく働ける方がいい。

そんなふうに思っています。

今日も全部拾わなくて大丈夫。

何か気づいても、

「今、私が全部やらなくても大丈夫かな」

と一度考えてみる。

誰かに頼めそうなら頼む。
少し待てそうなら待つ。
余裕があれば、ちょっと手伝う。

そのくらいが、長く働くにはちょうどいいのかもしれません。

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