団塊ジュニア看護師は多い。でも施設の常勤枠は多くない?私が早めに動いた理由

50代看護師の働き方
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50代になると、ときどき考えませんか。

「私、この働き方をあと何年続けるんだろう」

若いころは夜勤をしても、忙しい病棟を走り回っても、それが普通だと思っていました。

でも40代後半から50代になると、少しずつ事情が変わってきます。

夜勤明けの疲れが抜けにくい。
腰や肩も痛い。
休みの日が、疲れを取るだけで終わることもある。

そして、

「定年までは何とか働けても、そのあとどうする?」

そんなことを考えるようになりました。

私は今、特別養護老人ホームで常勤看護師として働いています。

夜勤はありません。

オンコールはありますが、病院勤務のころとは生活のペースがずいぶん変わりました。

今振り返ると、

少し早めに動いておいてよかったな

と思っています。

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私たち団塊ジュニア世代、とにかく人数が多い

私たち団塊ジュニア世代って、子どものころから同世代が多かったですよね。

学校も人が多い。
受験も競争。
就職するときも人が多い。

看護師になってからも、同じくらいの年代の看護師はたくさんいました。

実際、厚生労働省の2024年の資料を見ると、看護職員の就業先は年齢によってかなり違います。

50〜54歳では病院勤務が50.0%、介護保険施設等が11.4%。
60〜64歳では病院勤務が39.0%、介護保険施設等が20.4%となっています。これは同じ人を追跡した数字ではありませんが、年齢が上がるほど介護保険施設等で働く割合が高くなっています。厚生労働省

これを見ていると、

「これから夜勤がきつくなって、施設に目を向ける同世代も増えるんじゃない?」

と私は思いました。

もちろん、本当に団塊ジュニア世代の看護師が一斉に施設へ転職するかどうかは分かりません。

これは、あくまで私の予想です。

でも私は、

「条件のいい常勤枠は、そんなにたくさんないんじゃない?」

と思ったんです。

特養は、病院ほど看護師の「席」が多くない?

介護施設は、病院とは少し事情が違います。

介護職が中心の職場なので、看護師は少人数で配置されている施設も多いです。

特養では、入所者が50人を超えて130人以下の場合、看護職員の配置基準は常勤換算で3人以上です。もちろんこれは最低基準なので、実際にはそれ以上配置している施設もあります。厚生労働省

病院のように、一つの部署に何人も看護師がいる職場とは違います。

そう考えると、

一つの施設にある「常勤看護師の席」そのものは、それほど多くないかも。

私はそこが気になりました。

ただ、パート勤務でもいいのであれば、そこまで慌てなくてもいいのかな、とも思っています。

これは統計的に確認した話ではなく、あくまで私が求人を見たり、これまで働いてきたりした中での感覚です。

でも私は、まだ常勤で働きたかったんです。

私が欲しかったのは「常勤で、長く働ける職場」

私が探していたのは、

夜勤なし。
常勤。
できれば給料も大きく下げたくない。
家から通いやすい。
そして、この先も長く働けそう。

……まあまあ条件があります(笑)。

でも50代からの転職だからこそ、

「どこでもいいから入れればいい」

とは思えませんでした。

次はできれば、自分のライフスタイルに合う職場で長く働きたい。

そう思っていました。

定年後に一発で理想の職場へ行けるとは限らない

もう一つ、早めに動いた理由があります。

転職って、入ってみないと分からないことがありますよね。

求人票では良さそうに見えても、

「思っていたのと違った」

ということもあります。

私自身、今の特養へ来る前にクリニックでも働きました。

そして、その職場は辞めています。

なので、

定年まで今の職場で頑張って、定年してから初めて施設へ転職して、そこで一発で自分好みの働き方を見つける。

そんなに都合よくいくかな?

と思いました。

もし合わなければ、また探すことになるかもしれません。

それなら、

まだ体力も気力もあるうちに一度動いて、自分に合う働き方を探しておこう。

私はそう考えました。

……とはいえ、当時の職場を辞めたかったのが一番大きな理由なんですけどね(笑)。

同じように働いていても、採用条件は同じとは限らない

以前勤めていたクリニックで、印象に残っていることがあります。

私は正社員を希望して応募し、正社員として採用されました。

ところが、私より先に働いていた看護師さんはパート採用。

働き方は、ほとんど同じでした。

その方も正社員を希望されていましたが、私が在職していた間はパートのままでした。

当時は、

「同じように働いているのに、何だか不公平だな」

と感じました。

でも同時に、

採用される時期や、そのとき空いている枠によって条件が違うこともあるんだ

と実感しました。

求人って、いつ見ても同じものが並んでいるわけではないんですよね。

だから私は、

「定年したら探そう」

ではなく、

自分が動けるうちに、条件の合うところを探しておこう

と思いました。

ハローワークで探したけれど、正直よく分からなかった

私が特養への転職を考えたときは、ハローワークの求人を見て探しました。

でも正直、

どこも似たり寄ったりに見えました。

給与。
休日。
勤務時間。
オンコールの有無。

求人票を見れば、そのあたりは比較できます。

でも私はそれまで病院勤務が長く、特養で働いたことがありませんでした。

だから、仕事内容が書いてあっても、

実際の働き方に置き換えて想像できなかったんです。

たとえば、ある求人票には、

「入所者80名のケアを担当していただきます」

と書いてありました。

それを見た私は、

「え? いっぺんに80人見るの?」

と、かなりビビりました(笑)。

「ユニット型特養」と書いてあっても、当時はユニットケアの仕組み自体がよく分かっていませんでした。

実際に働いてみると、生活の単位はもっと小さく、10人前後のユニットごとにケアが組み立てられています。

「あ、80人を一度に見るって意味じゃないのね」

と、入ってから分かりました。

今なら意味は分かります。

でも未経験のときは、

「何が分からないのかも分からない」

状態でした。

求人票の書き方、もう少し分かりやすくしてほしかったです(笑)。

施設看護師は、口コミも少ない

病院だったら看護師の人数も多いので、

「○○病院って実際どう?」

と聞けば、知り合いが働いていたり、誰かしら情報を持っていたりすることがあります。

でも介護施設は、そもそも看護師の人数が少ない。

そのため、

「看護師として働くとどうなの?」

という口コミが出にくいんですよね。

施設全体の評判は見つかっても、

看護師は何人いるのか。
日中は何人体制なのか。
オンコールは実際どのくらいあるのか。
介護職との役割分担はどうなっているのか。

そういう、看護師目線で知りたいことは、なかなか分かりませんでした。

窓口で聞いても、看護師の細かい働き方までは分からなかった

ハローワークでも相談しました。

施設の求人についてはもちろん紹介してもらえます。

ただ、私が知りたかったのは、

「看護師は実際に何人いる?」
「1日の配置は?」
「オンコールの頻度は?」
「急変時はどうする?」
「介護職との役割分担は?」

といった、かなり現場寄りのことでした。

窓口の方も介護施設全体については分かっていても、看護師の細かな働き方までは分かりにくい様子でした。

考えてみれば当然なんですよね。

施設ごとの細かい看護体制までは、外からはなかなか分かりません。

結局、

最後はかなり「勘」で選びました(笑)。

「勘」で選んだけれど、結果的には合っていた

ありがたいことに、今の職場は私には合っていました。

特養の仕事にも慣れました。

病院とは違う仕事の流れも分かるようになりました。

介護職との連携や、生活の場で入所者さんを見る感覚にも慣れてきました。

ケアマネの資格を持っていたことも、施設で働くようになってから、

「なるほど、こういうところにつながるのか」

と思うことがあります。

何より大きかったのは、

「この働き方なら、もう少し長く働けそう」

と思えるようになったことです。

50代で新しい職場に移るのは、それなりに疲れます。

でも私の場合は、少し早く動いたことで、新しい環境に慣れる時間も取れました。

だから今は、

あのとき動いておいてよかったな

と思っています。

50代の転職は、「辞める」と決めてから探さなくてもいい

私は、

「50代看護師は今すぐ転職した方がいい」

とは思っていません。

今の職場が好きなら、そのまま働くのもいい。

夜勤もまだ平気。

定年までここで働きたい。

そう思えるなら、それでいいと思います。

ただ、

「夜勤はそろそろきつい」

「定年後は施設も考えている」

「できれば常勤のまま働きたい」

「次はなるべく長く続けられるところがいい」

そんな気持ちが少しでもあるなら、

定年まで何も見ずに待たなくてもいいんじゃないかな

と思います。

求人を見るだけなら、今の職場を辞める必要はありません。

どんな施設があるのか。

常勤だとどのくらいの条件なのか。

オンコールはあるのか。

通勤できる範囲にあるのか。

そんな情報を早めに集めておくだけでも違います。

50代は、まだ遅くない。

でも、定年後になって初めて次の働き方を考えなくてもいい。

私は、

「まだ早いかな?」と思うくらいから、次の働き方を考えておく。

それくらいがちょうどよかったです。


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私はハローワークで今の職場を探したので、転職サービスを利用して転職したわけではありません。

ただ、実際に探してみて、

求人票だけでは施設看護師の働き方がかなり分かりにくい

と感じました。

もし今もう一度探すなら、ハローワークだけでなく、介護施設の看護求人を扱う転職サービスも選択肢に入れると思います。

そして、

看護師は何人在籍しているのか。
1日の配置は何人なのか。
オンコールはどのくらいあるのか。
介護職との役割分担はどうなっているのか。

そんな求人票だけでは分からないことも、確認できる範囲で聞いてみたいです。

「ナースラシク」は、東京都・埼玉県・神奈川県の介護施設看護求人に特化した、正社員向けの転職サービスです。

「パートではなく、これからも常勤で働きたい」

という方は、選択肢の一つとして求人を確認してみてもいいと思います。


※求人内容・勤務条件・看護体制は施設ごとに異なります。実際の仕事内容、看護師配置、オンコールなどは応募・面接時に必ずご確認ください。


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